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2020年に登場した初代α7Cはその小型軽量なボディにより、フルフレームカメラの高画質と携帯性を両立させ多くのフォトグラファーやビデオグラファーに支持されてきました。
そして2023年には後継機α7CIIが登場。
新たな技術や機能が追加されたことでさらに強力なツールとして進化しました。
ということで、この記事ではα7Cとα7C IIの違いに焦点を当て、どちらのカメラがあなたのニーズに最適かを探っていきます。
コンパクトなのになんでも撮れる優れものですよね!
センサーと画像処理能力
・α7C: 24.2MPのExmor R CMOSセンサーを搭載しており、BIONZ Xプロセッサーを使用しています。
• α7C II: 新しい33.0MPのExmor R CMOSセンサーと最新のBIONZ XRプロセッサーを搭載。
解像度が向上し色再現やノイズ低減も強化されています。
また、α7C IIではAIによる被写体認識も強化されており特に動物や鳥の認識が向上しています。
この辺は流石にスペックが上がってますね
2. ビデオ性能
• α7C: 4Kで最大30pの撮影が可能ですが、30pでは1.2倍のクロップが発生します。
また、10-bit 4:2:2の内部記録はサポートされておらず外部レコーダーが必要です。
• α7C II: 4Kで最大60pの撮影が可能で30pまでならフルフレームでクロップなし。
さらに、10-bit 4:2:2の内部記録やAll-I圧縮などの高品質な録画オプションが搭載されており、ビデオ撮影で大きな進化を遂げています。
α7cIIでようやく10bit 4:2:2が搭載されましたね!
3. 手ブレ補正
• α7C: 5軸手ブレ補正があり、最大で5ストップの補正効果。
• α7C II: 同じく5軸手ブレ補正を搭載していますが、補正効果は7ストップに向上しています。
また、動画撮影時には「アクティブモード」によるさらなる手ブレ補正が可能です。
順当に進化してますね。
4. 連続撮影とバッファ
• α7C: 10fpsの連続撮影が可能で、RAWファイルでのバッファが比較的大きく、115枚以上の連続撮影が可能です。
• α7C II: 連続撮影速度は同じ10fpsですが、RAWファイルでのバッファは44枚とやや少なめ。
JPEGでのバッファは1000枚以上となっています。
写真機能は若干のレベルダウンですか!
5. ビューファインダーとディスプレイ
• α7C: 2.36MドットのEVFと0.59倍の拡大率を持つファインダーを搭載。
3インチのバリアングルLCDは92万ドットです。
• α7C II: 同じく2.36MドットのEVFですが、拡大率が0.70倍に向上。
LCDの解像度も1.04Mドットにアップグレードされています。
6. サイズと重量
• 両モデル共通: α7C IIは少し厚みが増し、重さも514gで、α7Cの509gよりもわずかに重いですが、いずれも非常にコンパクトで軽量なフルフレームカメラです。
これだけの機能だと排熱問題もあるでしょうし仕方ないですね
結論
もしビデオ撮影や最新のオートフォーカス機能を重視するならα7C IIが断然おすすめです。
ただし、バッファ容量やバッテリー寿命を優先する場合、コストパフォーマンスを考慮するとα7Cも依然として魅力的な選択肢です。
どちらでも十分なスペックを持っているので、使用目的や予算に応じて決めると良いでしょう。