映画のような美しい映像を個人でも手軽に撮れる時代。
そんな中、SonyのCinema Line "FXシリーズ" はプロはもちろん映像制作を始めたばかりの人にも人気です。
でも、FX3・FX3A・FX2と似たような名前が並ぶと「何が違うの?」「どれを選べばいい?」と迷ってしまう方も多いはず。
この記事ではこれからシネマカメラを使い始めたい人に向けて、それぞれの特徴をわかりやすく解説し、
どんな使い方にどのモデルが合っているのかを丁寧にガイドします。
そもそもFXシリーズとは?
SonyのFXシリーズは、"Cinema Line" に属する映像制作用のカメララインアップ。
映像制作向けの色再現、豊富なLog撮影、冷却ファン内蔵、プロ仕様の音声入力などミラーレスカメラとは一線を画す仕様を備えています。
主なラインアップ:
- FX3(2021年)
- FX3A(2025年)
- FX2(2025年)
各モデルの特徴まとめ
FX3 / FX3A
- 画質:4K 120fps対応でスローモーションも美しい
- センサー:低照度に強い1210万画素のExmor R CMOS
- 音声:XLRハンドル付属でプロ仕様の音声入力
- 用途:ライブ収録・夜間撮影・ドキュメンタリーなどに最適
※FX3とFX3Aの違いはマイナーアップデート(内部処理や新ファーム対応など)
FX2
- 画質:最大4K 60fpsだが、7Kオーバーサンプリングで超高精細
- センサー:静止画にも対応する3300万画素(α7 IV系)
- AI処理:人物・動物認識AF搭載
- EVF:シリーズ初のチルト式ファインダー搭載
- 用途:動画も写真も撮りたいハイブリッドユーザーに最適
どのモデルが向いてる?
あなたのタイプ | おすすめ機種 | 理由 |
---|---|---|
とにかく動画だけ撮りたい | FX3 / FX3A | 高感度と4K120pが魅力。プロ映像制作者に◎ |
動画も写真も撮りたい | FX2 | 高画素センサーとEVFでバランス良し |
スナップや屋外撮影が多い | FX2 | EVF付きで屋外でも快適に撮影可能 |
オーディオ収録もガチ | FX3 / FX3A | XLRハンドル付属で即戦力 |
コスパを重視したい | FX2 | FX3系より10万円以上安く、機能充実 |
📌 まとめ
FXシリーズはどのモデルも映画品質の映像を個人でも撮影できる優秀なカメラです。
- FX3 / FX3A:純粋な動画制作・業務利用に特化
- FX2:ハイブリッド運用や個人クリエイターにおすすめ
"どれを選んでも間違いではない"けれど、あなたの制作スタイルに合った1台を選ぶことで、映像制作はもっと楽しく、効率的になります。