カメラマン向けビジネス

撮影技術をサービス化・ブランド化する

今回はサービス化。ブランド化についてお話しします。

まずはじめに、サービス化・ブランド化は利益のアップとリスクヘッジの2点が目標となっています。

そもそも自分と他に素人目にわかるスキルに大差はない。

という現代のビジネススタンダードに則った理論となります。

(この市場の原則が理解できていない状態だとこの先厳しいので、

先のこちらの記事から読むことをオススメします。)

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自分の撮影スキルのサービス化・ブランド化は自然にできている方もいますが、

サービス化やブランディング化は意識しなければ、市場に対して効果的なアプローチができません。

それではリスヘッジの側面と成長性を併せ持つ、

自分の技術をサービス化・ブランディング化することのメリットについてお伝えします。

サービス化・ブランド化するメリット

大量生産ができる

サービス化・ブランド化の恩恵によって得られる最も効果が高い効果は利益アップの土台となる点です

技術を技術サービス化することによって、

外注化できるため同時多発的に実務をこなせるようになります。

つまりは理論上は大量生産することが可能です。

新たなビジネススキルが身に付く

市場のポテンシャルや自分のサービスのポテンシャルを測る上で、

マーケティングスキルを始めとしたビジネススキルは欠かせません。

こういったビジネススキルがないと市場にアプローチができませんので、

技術やスキルなどの直接的なスキル以外の間接的なスキルも自然と学んでいくことになります。

選択肢が広がる

撮影技術をサービス化すれば、必ずしも自分が現場に出なくても良くなります。

万が一の病気や怪我などで働けなくなった時の選択肢が広がり、結果的にリスクヘッジにつながります。

また、将来的にはサービスの拡充や法人化も視野に入れられるため、

収益性においても更なる可能性が広がってきます。

サービス・ブランド化する注意点

リソースの投入量が増える

先ほどお話ししたメリットのひとつにビジネススキルが習得できると言いました。

と言うことは、技術やスキル以外の市場分析、マネジメント管理などの

を考える必要があるためより多くの時間、労力のコストが発生する。

Web化やシステム化に時間がかかる

サービスを展開するということは自分を知ってもらう為の”落とし込み”が必要です。

代表的なのはwebページの作成です。

しかし、いきなりWeb制作を外注するのはコスト面でのハードルが高いので、

自分である程度の制作スキルは持っておいた方が良いです。

時間はかかりますがWebページ作成スキルを習得することにより、

致命的な失敗を避ける上で「小さく始める」ことができます。

また、個人で活動していた方はクライアントがあなたのファン化になっているケースがあるので、別のカメラマンに委託する際に信頼を1から作る必要もあります。

「あなた自身」が売りになってしまってはサービス化・ブランド化する意味はありません。

プライベートをオープンにしなければならないケースがある

1からサービスを注文する側にとって、

事業所も電話番号もわからない人より

事業所も電話番号のわかる方が信頼できませんか?

このような信頼を担保するために、時に自分のプライベートをオープンにしなければならないこともあります。

サービス化・ブランド化はどうやってするのか?

飲食店をイメージしてください。

店のオーナーが必ずしもキッチンに立っている必要はなく、シェフはシェフでお願いするのと、

同じです。そもそもサービス化した本人にスキルがなくても事業は成立します。

発信方法も今までの個人での発信と変わりませんが、やはりどんな形であれwebサイトは必須と言えます。

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まとめ

サービス化・ブランド化によるメリットをお伝えしました。

「あなた自身」ではなく「あなたの持っている撮影技術」のサービス化を意識してみてください。

少し着眼点を広げるだけで技術者としても事業主としても成長できることでしょう。

将来的に法人化を目指している方であれば必須の考え方ですので、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか?

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