キヤノンが新たに発表したEOS C80は映画製作やプロ向けの高性能カメラ市場に向けた注目のモデルです。
このカメラは6Kフルフレームの裏面照射型スタックCMOSセンサーを搭載し、Canon EOS C70の後継機として設計されました。
この記事ではEOS C80の特徴と過去モデルとの違いを詳しく書きました。
ぜひご覧ください。
すごいスペックのカメラきた！
EOS C80の主な特徴
• 6Kフルフレームセンサー: 6K/30fpsでの撮影が可能で4Kでは120fps、2Kでは180fpsのスローモーション撮影に対応しています。
非常に高精細な映像を収めることができます 。
• トリプルベースISO: ISO 800、3200、12800の3段階のベースISOを搭載し、幅広い照明条件に対応。
低照度でもノイズを最小限に抑えつつ高画質を維持します 。
• デュアルピクセルAF II: キヤノンの最新のオートフォーカス技術で顔認識や瞳認識に優れ、動体撮影でも高精度なフォーカスを実現します。
• 内蔵NDフィルター: 2～10段のNDフィルターが内蔵されており明るい環境でも絞りを開けたままでの撮影が可能です 。
C80・C70・C400のスペック比較してみた
センサー
• C80
• フルフレーム裏面照射型CMOSセンサー
• 6K解像度（最大30fps）
• 6Kオーバーサンプリングによる4K撮影
• C70
• Super 35mmセンサー
• 4K解像度（最大120fps）
• C400
• フルフレーム裏面照射型CMOSセンサー
• 6K解像度（最大60fps）
いよいよ6K搭載ですね。
ISO感度
• C80
• トリプルベースISO（800、3200、12800）
• C70
• デュアルベースISO（800、3200）
• C400
• トリプルベースISO（800、3200、12800）
個人的にはトリプルベースISOが魅力的です！
録画フォーマットとフレームレート
• C80
• 6K 30fps (RAW)
• 4K 120fps（XF-AVC）、2K 180fps
• C70
• 4K 120fps
• 2K 180fps
• C400
• 6K 60fps
手ぶれ補正
• C80
• 5軸デジタル手ぶれ補正（レンズ内手ぶれ補正との併用可）
• C70
• デュアルピクセルCMOS IS
• C400
• 同様の5軸デジタル手ぶれ補正
オートフォーカス
• C80
• デュアルピクセルCMOS AF II、顔認識・瞳認識機能
• C70
• デュアルピクセルCMOS AF
• C400
• デュアルピクセルCMOS AF II
NDフィルター
• C80
• 内蔵NDフィルター（2、4、6、8、10段）
• C70
• 内蔵NDフィルター（2、4、6段）
• C400
• 内蔵NDフィルター（2、4、6、8、10段）
10段階目までのND内蔵なのでビデオ用としても使えそう
接続性
• C80
• 12G-SDI、HDMI、Mini XLR、イーサネット、Wi-Fi対応
• C70:
• HDMI、Mini XLR、Wi-Fi対応
• C400
• 12G-SDI、HDMI、XLR、イーサネット
バッテリー
• C80
• BP-A30N（最大170分の録画時間）、BP-A60N対応
• C70
• BP-A30N
• C400
• BP-A60N、外部バッテリーオプション対応
まとめ
EOS C80は映画制作者、ドキュメンタリスト、インディペンデントの映像制作に最適です。
特に6K撮影とトリプルベースISOにより、屋外や低照度での撮影も非常に効果的。
コンパクトでありながらプロフェッショナル仕様の機能が詰まっておりC70からのアップグレードを考えているユーザーにも魅力的です。