SONYユーザーなら迷うレンズラインナップSONYのFE 24-105mm f/4 G OSSとシグマの28-105mm f/2.8 DG DN Art。
どちらも似た焦点距離で多用途のズームレンズですが、それぞれ異なる特徴と強みを持っていますので、
今回は購入を迷っている方へ両レンズの比較してみました!
ぜひ参考にしてみてください!
一本持っておけば間違いないレンズですね!
1. 絞り値と低照度性能
• Sony 24-105mm f/4: f/4の固定絞りを持つこのレンズは一般的な撮影に十分な明るさを提供しますがf/2.8のレンズと比較すると低照度では少し不利です。
それでも、ポートレートや風景撮影では適度なボケ効果が得られます 。
• Sigma 28-105mm f/2.8: f/2.8の固定絞りを持つため、低照度での撮影や背景のぼかし効果が優れており、特にイベント撮影やビデオ撮影で力を発揮します。
一定の光量を維持できるため、変わりやすい照明環境でも安定した結果を得られます 。
f2.8とf4だと流石に差がありますね!
2. 焦点距離と汎用性
• Sony 24-105mm: 24mmから始まる焦点距離は風景や建築写真に非常に有効です。
105mmの望遠端もポートレートや中距離の被写体に最適で広範な用途に対応できるオールラウンドレンズです 。
• Sigma 28-105mm: 28mmの広角端は24mmに比べ少し狭くなりますが、その分f/2.8の明るさがあり、105mmの望遠端まで一定の光量で撮影可能です。
この焦点距離は特にポートレートやイベント撮影に向いており、幅広いシーンに対応します。
24mmと28mmの差って結構ありますからね。
3. サイズと操作性
• Sony 24-105mm: 重量663gと比較的軽量で持ち運びがしやすく長時間の撮影でも負担が少ないです。
内蔵の光学式手ブレ補正(OSS)は手持ち撮影時の安定性を高めます 。
• Sigma 28-105mm: 約995gと重めですがその分頑丈で耐候性も備えています。
光学式手ブレ補正は内蔵していませんが最近のカメラのインボディ手ブレ補正(IBIS)に依存する設計です。
手ぶれ補正は純正レンズが一枚上手ですね!
4. 画質とパフォーマンス
• Sony 24-105mm: f/4では若干の角の甘さが見られることがありますが、f/5.6からf/11に絞ると非常にシャープな画像が得られます。
広角側では樽型歪みが、望遠側では糸巻き型歪みが見られることがありますがこれらは後処理で補正が可能です 。
• Sigma 28-105mm: 全体的にシャープな描写で、特に望遠側の105mmでは非常にクリアな画像が得られます。
ただし、複雑な背景ではボケがやや騒がしくなることがあり光源に向かっての撮影ではゴーストが発生する可能性があります。
個人的にf4の画質は結構厳しいです。
結論
広い焦点距離と携帯性を重視するなら、Sony FE 24-105mm f/4 G OSSが優れたオールラウンドレンズです。
一方で、低照度性能とf/2.8の明るさが必要であればSigma 28-105mm f/2.8 DG DN Artはよりクリエイティブな撮影が可能な選択肢です。
個人的には24-105の解像度は物足りなさがあるので、SIGMAがオススメですが、この辺りは予算感や用途などで決めていただければと思います。
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