24-70mmの標準ズームレンズは欠かせない存在ですよね?
特にEマウントで主要レンズといえばSigma 24-70mm f/2.8 DG DN Art IIとSony FE 24-70mm f/2.8 GM IIではないでしょうか?
どちらも優れた性能を持つレンズですがそれぞれ異なる強みがあります。
ここでこの2つのレンズを徹底比較してみましょう。
二択に分かれる究極のレンズですね…
1. 画質と光学性能
- Sigma 24-70mm f/2.8 DG DN Art II
- 新しい光学設計により、シャープネスが向上し、特に広角端での歪みや色収差が非常に少ないです。
19群15枚のレンズ構成にはFLD、SLD、非球面レンズが含まれており非常にクリアな画像が得られます。 - ボケの美しさも改善され、ハイライトの形状が滑らかで猫の目効果も抑えられています。
- 最小撮影距離が24mmで17cm、70mmで34cmと近接撮影にも適しており特にウェディングやテーブルフォトなどに有用です。
- 新しい光学設計により、シャープネスが向上し、特に広角端での歪みや色収差が非常に少ないです。
- Sony FE 24-70mm f/2.8 GM II
- ソニーのGマスターシリーズはシャープネスとコントラストで定評があり、
GMIIもズーム全域で高い解像度を維持し特に中央部のシャープネスが際立っています。 - フレアやゴーストの抑制にも優れ、逆光撮影でもコントラストが保たれます。
さらに、絞り値f/2.8でも隅々まで均一な画質が得られるのが特徴です。
- ソニーのGマスターシリーズはシャープネスとコントラストで定評があり、
どちらも優れているのでここは好みになりそう
2. オートフォーカス性能
Sigma 24-70mm f/2.8 DG DN Art II:
- SigmaのHLA(ハイレスポンスリニアアクチュエータ)モーターによって、AFは非常に高速で静かです。
ビデオ撮影でもスムーズなフォーカスが可能でフォーカスブリージングがないため、フォーカス移動時の映像品質が安定しています。
Sony FE 24-70mm f/2.8 GM II:
- ソニーのAFシステムと完全に統合されており、特にソニーのカメラとの組み合わせでは非常に迅速かつ正確なフォーカスが可能です。
動きの速い被写体でも正確に追尾し、スポーツや野生動物撮影に適しています。
オートフォーカス性能は純正のGMIIが優位だと思います
3. ビルドとハンドリング
Sigma 24-70mm f/2.8 DG DN Art II:
- 新しい設計により、前モデルに比べて100gほど軽量化されています。
また、操作感も向上しておりズームリングやフォーカスリングの回転が滑らかです。
さらに、クリック可変の絞りリングやオートポジションロック機能も搭載されています。
Sony FE 24-70mm f/2.8 GM II:
- GM IIは前モデルに比べて約20%軽量化され、携帯性が大幅に向上しました。
また、防塵防滴構造が強化されており過酷な環境でも安心して使用できます。
ズームリングや絞りリングの操作感も非常に滑らかでプロの現場での使用に耐える作りです。
ズームリングが逆の動きなのでこの辺りが分かれ道かも?
4. 価格と価値
Sigma 24-70mm f/2.8 DG DN Art II
Sony FE 24-70mm f/2.8 GM II
sigmaはコストパフォーマンスの高さが魅力ですね。
この価格で提供される性能は非常に高く特にコストを重視するユーザーには最適な選択です。
GMは値段は張りますが、ソニーのカメラとの組み合わせで最大限の性能を発揮するためプロや最高の性能を求めるユーザーにはその価値がありますね。
値段は圧倒的にシグマが安いですね!
まとめ
Sigma 24-70mm f/2.8 DG DN Art IIは優れた画質と高いコストパフォーマンスを提供し、多くのユーザーにとって非常に魅力的な選択肢です。
一方、Sony FE 24-70mm f/2.8 GM IIはソニーのカメラとのシームレスな連携と最高レベルの性能を求めるユーザー向けのプレミアムな選択肢です。
どちらのレンズも優れた特性を持っていますが予算や使用目的に応じて最適なレンズを選ぶことが重要です。